ハタフルアカデミーの「人」を知り倒すメディア
Vol10.「将来的には漫画やアニメに関わるデザインを」あくなき挑戦!|卒業生・志田美幸さん
こんにちは。ハタフルアカデミー編集部です!
ハタフルアカデミーの「人」にフォーカスした、Webマガジン『HAマガジン』。
早いもので10回目となりました。
今回はハタフルアカデミー卒業生の志田美幸さんにお話を伺っています。
幼い頃から絵を描くのが大好きだったという志田さん。
ハタフルアカデミー在学時の課題でイラスト入りの名刺を作成し、あまりに可愛すぎる仕上がりにアカデミースタッフを色めき立たせたという逸話の持ち主です。
目次
「時間を忘れて夢中になれること」はデザインだ
ーまずは経歴を教えてください。
「手に職があった方が良いのでは」と、福島県内の医療系専門学校に入学。
卒業後は病院で薬剤師のアシスタント業務を行っていました。
でも、3年ほど働いてみて、「やっぱり興味のあることを仕事にしたい」と一念発起。
求人を見て「面白そう」と感じた電子書籍の制作会社に入社しました。
紙のデータをHTMLやCSSに書き出す作業を行ったり、バナーを作ったり。
その会社で少しWebデザインをかじりました。
―バナーを作っていたのですね!
はい。上司や先輩に教えてもらいながら。
でも、バナーを作るのは楽しかったのですが、部署の縮小で配置換えを余儀なくされ…。
その頃には時間を忘れるほど夢中になれることってデザインだなって思っていたので、デザインに関わる仕事ができなくなってしまうタイミングで退職を決めました。
退職を決めて改めて自分の経歴を振り返ってみると、それまではスキルを身に付けるのに必死だったなと思いました。大事な基礎の部分が抜けている気がする。
それで、基礎から学び直そうと思っている時に出合ったのがハタフルアカデミーです。
卒業後は今までの経験を活かしながら転職か、フリーランスか…。
先のことはまだわからないけど、まずはハタフルアカデミーに通って「一番好きなことを仕事にするのを目指そう」と思いました。
卒業後すぐに福島県が運営するWebサイトのデザインを担当
ーハタフルアカデミーに通っている間はどのように勉強しましたか?
退職と共に通い始めたので、比較的勉強する時間はありました。
ただ、その分「時間がなくてできなかった」という言い訳はできない。
まずは週の始めに、ゆる~く目標を設定。
半年間維持できるように、少ない時間でもとりあえず毎日やるようにしました。
毎日やっている方が前回の内容を覚えていて、効率的に学べますし。
長くだらだら続けていても頭に入らないので午前中に2〜30分など、集中力が切れない程度の時間配分で勉強しました。
―卒業して、現在はどのようなお仕事をしていますか?
今はフリーランスとして働きながら、実績を作っているところです。
Web業界の就職活動って、ポートフォリオを求められるじゃないですか。
私の場合、PRポイントがまだ少ない。
架空のサイトを作って自分がどのくらいできるのかアピールしないと、という難しさはありますね。
―実績でいうと、志田さんは卒業してすぐ福島県のお仕事を受注されていましたね!新聞にも名前が載っていましたが反響は?
福島県女性活躍応援ポータルサイト「キラっとふくしま」は、在校中にハタフルアカデミーさんにご紹介いただいた案件でした。
制作したことは誰にも言っていません。
唯一、アカデミー同期のAさんに言ったら「1日10回アクセスしますね!」って(笑)。
初めて手掛けるには大きな案件でしたが、ハタフルアカデミーさんが身近にいたのは安心感がありました。
自分でデザインしたものをプロに見てもらって、フィードバックしてもらえてというのも勉強になったし。
その後も引き続きInstagramやLINEなど、SNSバナーのお仕事をいただいていて。
「インスタだったらこういうデザインが好まれる」など、広告媒体によっての違いなどもアドバイスいただけています。
ハタフルアカデミーさんとのお仕事は着実に経験を詰めている感じがして心強いです。
「8時間拘束」「昼休憩は12時から」の決まりきった働き方に疑問
―Webデザイナーになってみて、いかがですか?
以前は時間の融通が効いたり、気軽に出かけられるような職業ではありませんでした。
私は「8時間拘束」「12時に昼休憩」とか、そういう働き方に疑問を感じていて。
もっと柔軟に時間を使いたいと思っていました。
今は自分の働きやすい時間帯に集中して仕事をして、煮詰まったらちょっと散歩に出たり筋トレしたり。
時間の融通が利くようになりました。
在宅ワークならではの時間の使い方を模索するのもなかなか楽しいです。
ー今後のビジョンを教えてください。
デザインを仕事にしていきたいというのは、ゆるぎないです。
どんな種類のデザインをしたいかいうと、漫画やコミックなどの二次元コンテンツに関わるもの。
私はもともと絵を描くのが好きで。
兄もそうなんですけど。
子供の頃はよく兄妹で一緒に絵を描いて遊んでいました。
そして現在、兄は漫画家になりました!
兄が漫画家を目指している過程は、ものすごく大変そうで。
それを目の当たりにしていたのもあって私は当初、安定した医療の道を選択しました。
でも社会人経験を積んで思ったのは、趣味が仕事につながるのが一番うれしいよなということ。
いずれ兄と一緒に二次元コンテンツに関わる仕事がしたいと思っていますが、とにかく狭き門。
今は実績作りに励んでいます。
さらに進化するために今できること
ー目標のために今やっていることは?
アカデミーの担任だった國分先生に「自分の情報を発信することが大事」と言われました。
なのでまずは、Instagramアカウントを作りました。
人に見てもらうのは恥ずかしいけど、そこに自分の作品を載せて発信しています(コチラから見れます)。
最近ではイラストレーターの練習としてタイポグラフィ(作字)も作っていて、楽しみながらレベルアップを目指しています。
ー最後に、これからWeb業界で働く方に一言お願いします。
まずは「未経験だし…」という気持ちが一番始めにきちゃうと思います。
でも、門戸が広くて未経験でもチャレンジしやすいのがWeb業界。
デザイナー、エンジニア、ライター、SNS運用など様々な職種があります。
どれが向いているのかはさておき、色々やってみるのは大事。
また、 PC一つあればどこにいても仕事ができるのも良いところ。
一方で、テクノロジーの進化や流行り廃りがある業界でもあって。
その速さに合わせて自分自身を常にアップデートする必要があります。
私も職種をガラッと変えた経験があります。
家でらくらく~とはいきませんが、ぜひ恐れずにチャレンジしてみて欲しいと思います!
今回インタビューしたのは、ハタフルアカデミー卒業生・志田美幸さんでした。
ありがとうございました。