ハタフルアカデミーの「人」を知り倒すメディア
Vol.13 出産後、働き方を変えるべくWebデザインを勉強! SNS発信で在学中から仕事を獲得|卒業生・ピリー由希穂さん
こんにちは!
ハタフルアカデミーの「人」を知り倒すメディア『HAマガジン』編集部です。
今回は、卒業生・ピリー由希穂さんにお話を伺いました。
以前は英語講師だったというピリーさん。現在は育児をしながら、フリーランスのWebデザイナーとして活躍されています。
また、ピリーさんはハタフルアカデミー卒業を待たず、なんと在学中からSNSを通してデザインのお仕事受注に成功されていた方!そのあたりも詳しく聞いてきました。
妊娠をきっかけに、働き方を見直すことに
―どのような経緯でWebデザインの勉強を始めたのですか?
英語講師として英会話教室に勤めていた時に、娘を妊娠しました。当時の勤務時間は12時~21時。娘を育てながらフルタイムで仕事を続けるのは難しいと感じ、出産を機に退職しました。
今後は育児をしながら時間を柔軟に使える仕事をしたいと思い、出産後、以前から気になっていたWebデザインの勉強を独学で始めました。スクールは受講費用が高額なので、まずは自分に合っているのか知りたくて。本を買って読んでみたり、バナーの模写をしたりしました。
―独学してみていかがでしたか?
デザインが好きだとわかり、仕事にしたいという気持ちが芽生えてきました。でも独学だと、これでいいのかいつも手探りで…。そこで本格的に勉強しようと、スクール探しを始めました。
―スクール探しはどのように情報収集されましたか?また、ハタフルアカデミーを選んだ決め手は何でしたか?
Web検索、X(旧Twitter)、インスタなどで情報収集しました。オンラインスクールだけでなく、オフラインの専門学校についても調べました。
「オンラインとオフラインどっちがいいんだろう…オンラインの動画学習のみだと続かないかも。でもオフラインの専門学校は高額だし、育児しながら毎日通うことは難しい。」
そう悩んでいた時に、ハタフルアカデミーが対面授業と動画授業の両方を取り入れていることを知り、惹かれました。私は人と会って話すことが好きですし、自宅からも通えそうだったので、ハタフルアカデミーを選びました。
ハタフルアカデミー受講と育児の両立
―Webデザインの勉強と子育ては、どのように両立されていましたか?
動画授業は、家事をしながら片耳イヤホンでよく聞いていましたね。課題は、娘の昼寝中や夜寝かしつけた後に、また夫に娘を見てもらって休日にやったり。寝不足にはなりましたが、楽しくて苦にはなりませんでした。
―1日に何時間勉強していましたか?
平日は昼に1時間、夜に1~2時間で、合計2~3時間程度。休日は4時間~半日勉強にあてていました。動画授業も課題もなるべくためないよう、動画授業は1日に最低1時間は見るようにと心がけていました。
―ハタフルアカデミーに通ってみていかがでしたか?
授業ではデザインだけでなくリサーチをするところから教えていただけたのがありがたかったです。独学時に「これでいいのかな?」と思っていた部分の答え合わせができて嬉しかったですね。
また、私は山形出身で結婚を機に福島に来ており、知り合いが少なかったので、先生や同期と横のつながりができたのも嬉しかったです。対面授業はいつも楽しく通っていました。
積極的にSNSで情報発信し、在学中から仕事をいくつも獲得!
―ピリーさんは、在学中からX(旧Twitter)で課題や学習の様子を発信して、仕事を受注されていましたよね!どのようにXを利用されていたんですか?
もともと英語講師としてのアカウント(アカウント名:こなゆき(@konayuki_e))を持っていました。WebデザイナーもSNSから仕事につながることもあると聞き、同じアカウントで発信を始めたんです。
学習用アカウントというよりは、仕事につなげたいという気持ちが強かったので、在学中から「Webデザイナー」と名乗り、初心者感は出さないように気を付けていました。
そして課題で作った名刺を載せると、知り合いが見てくれて依頼をもらえたんです!それが初案件です。
―初案件の依頼をくれた方は、どのような方ですか?
名刺の依頼をくださった方から居酒屋オープンのチラシは作れるかと聞かれ、「できます!」とすぐに答えました。自信が確実にあったわけではなかったのですが、きた仕事は断らずに頑張りました。
―「できます!」で自分の仕事の幅を広げていったのですね!在学中に受けた仕事は他にありますか?
Xアカウントのヘッダー画像と、そこに入れるロゴの作成もしました。この依頼をくださった方もXのフリーランス仲間でした。
卒業後もやるべきことを1つずつ着実にこなしていく
―ハタフルアカデミー卒業後は、どのように過ごされていますか?
卒業後、夫の仕事の関係ですぐに広島に引っ越しました。落ち着いてから、少しずつ知り合いの依頼を受けています。娘を週2回保育園に預けることになり自分の時間が増えたので、今後仕事を増やそうと準備しているところです。ポートフォリオをブラッシュアップしたり、クラウドソーシングでの案件獲得にも力を入れ始めました。
―新規のお客様から受けた仕事もあるんですか?
はい、幼稚園のWebサイト制作を福島のオフラインの知り合いから受注しました。Xだけでなく、オフラインでもWebデザインができると公言していたことが、案件獲得につながりましたね。
依頼をいただいたのが引越しの1か月前でしたが、仕事を受けることができました。
コミュニケーションも納品も、オンラインで完結できるのがWebデザインの仕事のいいところです。
―Webサイト制作はデザインからコーディングまで、すべて一人でされているんですか?
はい。私はコーディングがあまり得意ではないのですが、STUDIOというノーコードWeb制作プラットフォームを使いながら作っています。
ノーコードといっても、コーディングの専門用語が出てきたり、知識がないと理解が難しい部分もあります。ハタフルアカデミーでコーディングも勉強していたのが、とても役に立ちましたね。
―今後は、どのように仕事を広げていきたいですか?
娘の育児もあるのでゆっくりではありますが、営業もしながら、仕事の幅を広げていきたいです。今はWebサイト、バナー、チラシ、名刺など様々な仕事を受けていますが、将来的には何かに特化したデザイナーになれればと思っています。
子育て中で時間が限られていることもあり、自分のペースでやっているつもりですが、他の方と自分を比べて落ち込む時もあります。その時は知人の言葉を思い出し、他の人ではなく過去の自分と比べるようにしています。独学していた頃と比べると確実に成長できているので、それを意識するとモチベーションにもなりますね。
―
今Webデザインなど新しいことに挑戦しようか迷っている方へ、メッセージをお願いします!
あまり深く考えすぎず、まずやってみるというのも大切です。もし現状に満足していない、新しいことを始めたいのであれば、考えるよりは手を動かすことをおすすめします。
Webデザインに興味があれば、ソフトをさわってみたり、バナーの模写をしてみてください!すると「もっとやりたい」「思っていたのとちょっと違うかも」など感触がわかるので、その後の選択肢が明確になり、いろんな道が開かれていくと思います。
スクールで学ぶのも選択肢の一つです。ただ、いくら素晴らしい教材がそろっていたとしても、それを習得できるかどうかは自分次第です。ぜひ自分を奮い立たせて、Webデザイナーとして活躍してほしいなと思います!
今回インタビューしたのは、卒業生・ピリー由希穂さんでした。
ありがとうございました。