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初心者必見!デザインセンスの磨き方
初めまして! 講師の清水です。
突然ですが、デザインセンスを磨くには何をすれば良いでしょうか?
「そもそもセンスなんて、元から素質や才能がないと話にならないのでは?」なんて思ったりしていませんか?
もともと「センス」という言葉は、英語で「感覚・勘・判断力」といった意味を持っています。
では、その「感覚・勘・判断力」は何によって養われるのでしょうか?
色々な意見があると思いますが、少なくとも「知識や経験」が重要な要素であることは間違いありません。
知識は選択肢を増やし、経験は適切な取捨選択を助けます。それが積み重ねられることで、多くの人が納得する成果物ができあがります。ファッションでも、プログラミングでも、そしてデザインにおいても、これは共通して言えることです。
つまり、「知識や経験」を蓄積することがセンスを磨くことに繋がるのです。
とはいえ、いきなり「デザインセンスを磨こう=知識を深めよう、経験を積もう」と思っても、なかなか難しいのが事実。
そこで、ハタフルアカデミーの講師陣オススメの「デザインセンスの磨き方」をご紹介します。
若色の場合
- 参考サイトを見ていて、キュンときたサイトをブックマークする
- ひたすらPinterest(ピンタレスト)巡り
- スマホを使っていて、広告が出てきたら必ず目を通す
根本の場合
- よいと思ったものはブックマークや撮影などをしてスクラップする
- インプットの回数と同じぐらい、アウトプットを重ねる
- 創作活動の趣味を持ち、写真やイラスト・CG・グラフィックなど、なんでもいいので、日常的にアウトプットする
洋服屋でハンガーにかかっているのをみたときはいい感じに見えたけど、実際試着してみたらヤバかったみたいな経験は誰でもあると思います。
それと同じで、一見良いと思えたデザインでも、自分のデザインに取り込んでみたらどうなるかは、実際に手を動かしてみないと絶対にわかりません。
繰り返しアウトプットして、失敗を学ぶことが大事です。
國分の場合
- InstagramやPinterest(ピンタレスト)で使えそうなデザイン(レイアウト)が投稿されていたら保存
- 今はコロナもあって行けてませんが、クラブやライブ会場で貼られているフライヤーやポスターを写真で保存
- 海外の、無料で使えるテンプレートデータをダウンロードして、どのように作られているか確認
- 上記を踏まえてひたすら制作・アウトプット
特にフライヤーやポスターは、特殊な文字の組み方をしていたり、クリエイティブなデザインが多いので勉強になります。
清水の場合
- 街で見かけるあらゆる文字に注目し、分類したり、何のフォントを使っているか調べる
- フリーペーパーや雑誌などで、「いいな」と思ったデザインをスクラップする
- 配色やカーニングなど、デザインに関するゲームで遊ぶ
- 検定を受ける
私がよく遊んでいたのは Kern Type というカーニング調整のゲームです。
ほかにも Color Game や Shape Type、typewar といったゲームもありますよ。
座学が苦でないのであれば、勉強をして検定を受けるのもオススメ。色彩検定なんかは3級の勉強をするだけで基本的なことを体系的に学べます。合格すれば履歴書に記載できるのも嬉しいですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
特に「デザインのスクラップ」は、講師全員が何らかの形で行っており、間違いのない手法と言えるでしょう。
ブックマークや撮影でデザインを収集するぐらいなら、今すぐ真似できそうですね!
また、現在デザイナーとして活躍中の若色・根本・國分は、インプットするだけに留まらず、分析や制作などの積極的なアウトプットも行っていました。収集したデザインを一度飲み込み、自分なりの形に表現することで、引き出しを増やしつつ技術とセンスを磨いているんですね。
まずは無理のない範囲で、気になった方法を自分に合ったやり方で始めてみましょう!
とくに「なるほど!」と思ったバナーデザインはスクショします。
また、遷移先のLPを見て、どのような誘導を行っているのか確認し、分析しています。