ハタフルアカデミーの「人」を知り倒すメディア
しゅふコミコラボ『初心者さんのためのInstagram情報発信講座』開催レポート
2022年5月11日(水)に、福島県の主婦やママをつなぐコミュニティ「しゅふコミ」さんとコラボレートし、『初心者さんのためのInstagram情報発信講座』を開催しました。
全3回のInstagram情報発信講座のうち、ハタフルアカデミーでは第1回「現役Webデザイナーに学ぶ Instagram投稿画像を作るコツ」を担当させていただき、Webデザイナー兼フロントエンドエンジニアであり、ハタフルアカデミーでは講師を務める若色が講談いたしました。
当日はco-ba koriyamaの会場をお借りし、会場参加、Zoom参加、アーカイブ視聴から選べるようにしました。各参加方法合計で、なんと100名以上の方にお申込みいただきました!
以下、セミナーの内容をまとめましたのでご覧ください。
目次
Webデザイナーの仕事とは
- Webデザイナーの仕事とは、個人や企業のWebサイトのデザイン・制作をするお仕事です。
- 具体的には、サイト設計、デザイン、コーディングなどの業務が該当します。
- Webデザイナーがつくる制作物にはホームページ、広告用バナーなどもありますが、「SNS投稿画像」もその中の1つです。
ハタフルではホームページのデザインがメインとなりますが、最近ではInstagramの運用代行もさせていただいており、投稿画像をWebデザイナーが制作することも増えてきました。
今回のセミナーでは初心者の方でもプロっぽくなるコツをお伝えしながら、実際にInstagramの投稿用画像を作成します!
Webデザインとは何か
- デザインによって印象が変わる
- ターゲットに合った印象の大切さ
- “適切なターゲット” に “適切な印象” を与える
「こどもと楽しめる水族館イベントのチラシ」を例に、2つのデザインからどちらが目的に合ったデザインなのかを参加者の皆さんに聞いてみました。デザインでは「“適切なターゲット” に “適切な印象” を与えること」が非常に重要となります。
ターゲットと印象の決め方
- ターゲット=情報を届けたい人、共有したい人
- 印象=どう思われたいのか
- 印象を決める要素で重要なのは「配色」と「フォント」
ターゲットと聞くと難しく考えがちですが、要は「誰に情報を届けたいのか」ということ。ターゲットに対してどんな印象を与えたいかまでが見えたら、「配色」と「フォント」を利用し、ターゲットと印象を意識したデザインを作成していきます。
配色の選び方
- 配色で印象が変わる
- ターゲットにあう配色選び
配色で印象が変わるので、青系はビジネス、緑系は介護や福祉…など、ターゲットに合った適切な色を選びましょう。また、子供向けならビビッド、女性向けならペールトーンなど、年齢や性別によっても配色選びを行います。
フォントの選び方
- フォントで印象が変わる
- ターゲットに合うフォント選び
筆で描いたような明朝体、文字の太さが均一のゴシック体など、フォントにもいくつか種類があり、フォントの使い方でも印象が大きく変わります。ターゲットによっても合うフォント、合わないフォントがあるので、色やフォントを使い分けて、ターゲットに与えたい印象のデザインを作ります。
プロっぽくするコツ
- 配色は3色までにしよう
- 原色は使わないようにしよう
- 文章の色も調整しよう
- 長文に手書き風のフォントは使わない
- 文字を小さくして文字間隔をあけよう
- 余白をとろう
初心者さんでも、コツさえ押さえれば簡単にプロっぽく見せることができます。例えば配色。4色以上使用するとまとまりがなく散らかって見えてしまうので、色は3色までにしましょう。また、原色はコントラストが強く見づらい原因になるので、少しくすませたり、色を薄くすることがおすすめです。
文字の色は黒は使わずグレーにしたり、文字を小さくして余白を取ることで、読みやすさとこなれ感を兼ね備えたデザインにできます。
実際にInstagram投稿画像をつくってみよう
ここからはいよいよ実習ワーク!郡山市にある“高柴デコ屋敷”を題材に、「高柴デコ屋敷を紹介するInstagram投稿画像」をみなさんと一緒に作ります。
目的と概要の設定はこちら
- 背景…デコ屋敷で子供と一緒に行った絵付け体験の感想をInstagramで投稿する
- ターゲット…小学生のお子さんがいるママ
- 印象…子供と一緒にやったらワクワク・楽しそう
お子様のいる家族に向けた投稿画像なので、ワクワク感や楽しそう、行ってみたい、子供とお出かけしてみたい、といった印象が伝わるデザインにします。
若色のスマートフォンをZoomで画面共有し、対面の方はもちろん、Zoom越しの方にもどのような操作をしているかが分かるようにしました。
ちなみに今回の画像制作は「Canva」という無料のデザイン制作ツールを使用しました。Canvaは世界中1,000万人以上に利用されているツールで、パソコンだけでなくスマートフォンアプリでも簡単に操作ができます。おしゃれなテンプレートも豊富なので、Canvaをマスターすれば、Instagramでよく見るようなおしゃれな画像を簡単に作ることができるんです!
ご自身のスマートフォンでCanvaアプリを開き、画像を作成していきます。みなさんとてもスムーズに、デザインのステップを次々にこなしていきます!
画像完成!
画像の完成です!!
ママや子供向けなので → 手書き風フォントで子供でもできる印象に。
ワクワク・楽しそうを伝えたいので → 黄色や黄緑の配色でカラフルに
その他、写真を丸く切り抜くことで優しいイメージにしたり、複数の写真を組み合わせることでにぎやかさを演出しました。
最後に
初心者さん向けということで、Webデザインのポイントを説明しつつ、なじみのあるCanvaのアプリを使用してInstagramの画像を作成しました。よく「センスに自信がないです」という質問をお聞きするのですが、Webデザインは作品ではないので、センスは必要ありません。必要なのは「知識」と「経験」です。デザインする際のコツや理論を知識として吸収し、たくさんのアウトプットを重ねれば、未経験者でも洗練されたデザインを作ることができるようになります。
対面にてご参加いただいた皆さま、Zoomでご参加いただいた皆さま、アーカイブ配信で視聴いただいた皆さま、本当にありがとうございました。そして一緒に企画運営してくださったしゅふコミの皆さま、ありがとうございました!
アンケートでいただいた参加者様のお声をいくつかご紹介させていただきます!
Canvaは前から使っていたのですが、詳しく分かっていなかったので、とてもわかりやすく勉強になりました!ターゲットや配色など今後意識して使っていきたいと思います。ありがとうございました。(30代女性)
色の法則や年齢層によっての色やフォントの使い分けなど、今まで何となく使っていましたが、なるほど!理解が深まりました! 一つひとつ教えて頂きながら作成を実践できたことで、私にも出来るんじゃん!と今後の活力になりました♪ ありがとうございます!(30代女性)
実際にcanvaを使って操作してみると、気づきがたくさんありました。手取り足取り教えていただけたので、講座時間内に素敵な画像が完成し達成感を味わえて嬉しかったです♪実践的でとても楽しい講座でした(^^)講師の先生の雰囲気も素敵です。残りの講座も楽しみです!(40代女性)
プロフィール
協企画運営:しゅふコミ
郡山市を中心に、福島県内在住の主婦で運営するしゅふコミュニティ。「これまでの「主婦」という言葉が持つバイアスを変えたい!」を軸に、ママの社会との接点や自己実現などを目標に新しいキャリアと働き方につながる活動をしている。
「子育て世代のママのために本当に必要な情報をとどけたい!」という想いから、2022年3月に地域密着かつ実践的な「こおりやま子育てバイブル」を発行。福島県郡山市子育て支援施設ニコニコ子供館で、母子手帳交付時に配布されています。また、2023年度からは子育ての共通項目を抜粋した「子育てバイブル」が、福島県の全市町村で母子手帳とあわせて配布されることが決定しています。
公式Instagram:@shufucomi